ガニシェル・ノリコ学級校長に対する令和6年度外務大臣表彰授与式の実施
令和6年10月9日



10月8日、在ウズベキスタン日本国大使公邸において、ガニシェル・ノリコ学級校長に対する令和6年度外務大臣表彰授与式が開催され、羽鳥大使から賞状を授与し、その後懇談を行いました。


本授与式には、ガニシェル校長の活動を長年に亘って支えてこられたノリコ学級関係者、同校長の家族や友人が集まり、今回の受賞を温かくお祝いしました。

ガニシェル校長は、今回の授与式において、ノリコ学級25周年を機に表彰され大変うれしく思う旨、「無償の日本語学校ー子供の夢を叶えるのりこ学級」を胸に抱きこれまで活動してきて、多くの卒業生が日本の各方面で活躍している旨、今後とも日本とウズベキスタンとの懸け橋としてさらに多くの子供たちに教育の機会を提供していきたい旨述べました。


ガニシェル校長は、ウズベキスタンにおける日本文化・日本語教育の普及、日本とウズベキスタンとの間の相互理解の促進に長年に亘り多大なる貢献をしてこられ、当館としても協力関係を発展させていく所存です。


(参考)ガニシェル校長の功績概要:
ガニシェル氏は、故大崎重勝氏がフェルガナ州に開校した子どもたちを対象とした無償の日本語教育施設「ノリコ学級」の運営を大崎氏の死去後引継ぎ、1998年から現在まで26年の間日本語教育及び日本の教育理念の普及に努めている。授業は対面・オンラインが併用され、日本人ボランティアによる授業が行われている。同学級をきっかけに日本文化に関心を持ち、日本語を学び始めた生徒も少なくなく、最近では同学級在学生・卒業生が大使館主催の日本語弁論大会に入賞する等、同氏による日本文化・日本語教育の普及における貢献は非常に大きい。